どんぐり粉のクッキーレシピ①

おはようございます。

地産地消料理研究家の中村恭子です。

最近、ようやく諸々の仕事が片付き
料理やお菓子の研究開発の時間をまとめて取れるようになりました。
私の場合、試作時間は細切れだと完成に至らない場合もあり
まとまった時間はとても大切です。

さて、まとまった時間が取れるようになったら作ってみたいと思っていたのが
どんぐり粉を使ったレシピ。

まずは1回めの試作で思いがけず美味しく出来たもの、
お塩が決め手のクッキーレシピをご紹介します。

フードプロセッサーがあればとっても簡単に出来ます。
フードプロセッサーはクッキー生地や、キッシュの土台など、野菜のみじん切りを作るときに便利なので
1台あると重宝しますよ。(ディスカウント店で3000円程度で購入できます。)

〈どんぐり粉のメープルクッキー〉

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〈材料〉
❤どんぐり粉 30g
❤米粉  30g
❤全粒アーモンドパウダー 20g
❤大豆粉 20g
★オーガニックショートニング 30g
★メープルシロップ 大さじ1
★豆乳 大さじ2〜
❤自然塩 小さじ1/5 〜 1/4(お使いのお塩の味わいよって加減してください)

〈作り方〉
1.❤の材料をボールに入れてホイッパーでよく混ぜあわせておく。
2.フードプロセッサーにショートニングを入れて2,3mm角に粉砕する。(フードプロセッサーがなければ細かく刻む)
3.続いて❤の材料の入ったボールの粉類をフードプロセッサーに入れてショートニングと合わせて撹拌する。
4.粉類とショートニングがよく混ざり粉に油膜ができたら、メープルシロップと豆乳を加えて更に撹拌する。
5.大きめのそぼろ状になったら、作業台に出して、ラップで包み冷蔵庫でしばらく寝かせる。(ここは省いても可)
6.寝かせた生地を作業台に出して、綿棒で厚さ3,4mmに伸ばして型で抜く。
7.160〜170度に(ガスは160度、電気なら170度を目安に)予熱を入れたオーブンで約10分焼き、その後100度に下げて更に10分から15分焼く。
8.室温でそのまま冷ましてから、瓶や缶などに入れて保存する。

※冷めてもしっとりしているようでは焼き時間が足りないので100度に下げてからの時間を延長する。

サックサクの美味しいクッキーが出来ますよ^^

ぜひお試しくださいね!

週一ベジライフのおやつにお勧めです。

それでは今週も
週に一度はベジタリアンライフを!
美味しく、楽しく、快適なからだづくりのために〜

2016食育final@北山小学校

おはようございます。

地産地消料理研究家の中村恭子です。

蓼科では朝晩氷点下の日も珍しくなくなりました。
寒さの到来、いよいよ長く厳しい冬がはじまります。

私が料理クラブの講師をつとめる地元の北山小学校では
冬の間(12月から4月)クラブ活動がお休みとなります。

寒く、日暮れも早い冬の間は生徒さんたちも早く下校するためです。

そんなわけで今年度のクラブ活動も11月でお終い。

5月からスタートして計5回
しかも今年は8月に東京でのイベントが重なってしまい、1回お休みを頂いたため
4回しか生徒さんたちと会えず、昨年よりも短く、あっという間に感じました。

晩秋にお別れというのはなんだか寂しく感じます・・・

特に6年生とはこれが最後の授業。
中学校の制服を着た姿も見てみたいな−、などと思いながら授業の後に調理室を出て行く姿を見送りました。

さて、最後の授業で作ったのは
地元のブランド野菜 糸萱かぼちゃを使ったマフィンです。
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糸萱かぼちゃに、信州の地粉とお豆腐を合わせて生地を作り、オーブンで焼き上げる・・・予定でしたが
調理室のオーブンがなかなかの年代物で
きちんと稼働せずなかなか焼けない、というハプニングがあり大騒ぎ。
結局、通常の2倍の焼き時間がかかりましたが
なんとかふんわり焼き上がりました。
温度が低くても、時間をかければ焼けるんだなーと私自身が新たに発見できた一コマでした(^^)
考えてみれば昔は細かな温度調節の出来無い釜やストーブで何でも焼いていたのですよね。
フランス料理の歴史の本で読んだのですが、ストーブに炎が勢い良く燃えている時にメインのお肉を焼き、
熾き火となった頃にケーキを焼き、デザートにした、という内容が思い出されました。

そんな生活に根ざした調理法が食文化として残っていることを気付かされた有意義な出来事でした。

さて、そんなわけでマフィンの完成は試食タイムに間に合わなかったため、
帰り際に出来立てあつあつをペーパーナプキンに包んでお持ち帰り。

試食タイムはどうしたかというと、
実は・・・
こんな事もあろうかと予想して、糸萱かぼちゃと米粉のクッキーを焼いていったのです(*^^*)
一緒に、美味しいお水で麦茶を沸かして頂きました。

生徒さん達、4枚づつ配ったクッキー、1枚だけ食べて3枚は大事そうにお土産にと包んでいました。
前回のドーナッツの時もそうでしたが、そんな様子にしみじみと温かい気持ちが沸き起こりました。

自分用ではないんです!
みんな、家族に持って帰りたいのだそうです。

誰かを思いやる気持ちが食を通じて感じられる、
そんな機会をいただけたことに感謝しながら来年もまた継続してお引き受けしたいなと思いました。

最後に
北山小学校 料理クラブの生徒さんたちへ
心のこもったお手紙、
ありがとうございました!
とっても嬉しかったです❤

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それでは今週もどこかで
週に一度はベジタリアンライフを!
美味しく、楽しく、快適なからだづくりのために〜

UPSOUP出店のお知らせ

おはようございます。

地産地消料理研究家の中村恭子です。

今朝は私がレシピを監修しているキッチンカーのスープ屋さん
UPSOUPのこの秋冬の出店情報のお知らせです。

今季は東京での出店となりました。

蓼科で作られた信州伝統野菜の糸萱かぼちゃや、
冬に食べてもらいた旬野菜などを加えたオリジナルのベジカレースープと
フカフカに蒸し上げた天然酵母パンをセットで販売いたします^^

&、いつものようにおまけのスイーツもお付けしますよ。

【出店場所】
アークヒルズ カラヤン広場 アークヒルズマルシェ内 
 東京メトロ南北線・銀座線「溜池山王駅」13番出口より徒歩1分
 または「六本木一丁目駅」3番出口より徒歩1分
 日比谷線「神谷町駅」4番出口より徒歩8分
 千代田線「赤坂駅」5番出口より徒歩9分
 または千代田線・丸の内線「国会議事堂前駅」3番出口より徒歩10分

https://www.ehills.co.jp/rp/dfw/EHILLS/morishop/ark/map/map.php

【出店日時】
11月19日(土) 10時から14時

12月 3日(土) 10時から14時
12月17日(土) 10時から14時

【販売メニュー】
オールベジのカレースープ&蒸かしたての天然酵母のパンのセット
&おまけのスイーツ

寒い季節にはUPSOUPの温かいスープとパンでぽかぽかに温まってくださいね!

そして、この日には
週に一度のベジタリアンライフを実践する日にしてはいかがでしょうか?

美味しく、楽しく、快適なからだづくりのために〜

ほおずき農家 小平農園さんのご紹介

こんばんは。

地産地消料理研究家の中村恭子です。

まずは現在マガジンハウス社から発売されているクロワッサンに掲載された記事のご紹介から。
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10月25日に発売された11月10日特大号に
地産地消に根ざした取り組みとともに
糸萱かぼちゃを使った料理、他、冬野菜のレシピを載せていただきました。
私のご提案する料理のレシピは16品と盛りだくさんです!
ぜひ作っていただければと思います!!

さて、話は変わり
本日は茅野市で8代にわたり農業を営む小平農園さんのご紹介です。

先月開催された「ビジンサマ・マルシェ」にもご出店いただきました。

こちらでは
食用ほおずきをメインに、お米や野菜などを無農薬で栽培に取り組んでいます。
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10月21日視察に訪れた時のほおずき畑の様子

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田んぼの様子。とても丁寧に綺麗に刈られた様子が伺えます。

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あちこちに植えられた花(名前はよくわからないとのこと)は田んぼの面積を計算するための目印のためだとか。

小平さんに、なぜ無農薬栽培にこだわるのか、とお聞きすると
「自分が安心して作りたいから、自分の体のためだよ」という答えが返ってきました。

目が覚めるような一言でした。

とかく消費者目線から、無農薬野菜を食べたい人のために農家の方々は作ってくれていると過信していまいたが
まずは自分たちの健康被害を避けるため、という衝撃的な発言に
頭をガツンと叩かれたように感じました。

農家の方々は、薬害のリスクを負いながら、野菜を作っているという事実にただただ消費者として無知だったことが恥ずかしくなります。

市場に出荷する際に必要な栽培日誌を見せていただきましたが、
農薬の散布回数、使用する農薬、化学肥料の品目などなど、とにかく細かく、
高齢者となると日誌をつけるだけで大変となり
そうなると生産しても販売する意欲も薄れてくるそうです。
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写真は栽培日誌の一部。

また、自身の健康被害などを考えると後継者を立てることに積極的でない方も多く、また実際に後継者不足も有り、年々作り手は減っていくという事実に我が国の食料自給率も今後ますます下がっていくことが懸念されます。

現在の野菜の出荷基準は大きさや色、ハリ、ツヤなど見た目重視のため、小平さんの用に無農薬で栽培した作物も
そうでないものとまぜこぜとなって販売されているそうです。

(ちなみに、ランクが高いものは大きさがそろっていて、色艶の良い物、となるとやはり農薬や化学肥料を使う農家さんが増えるわけですね・・・)

そうなると、消費者も無農薬野菜を選ぶことが出来ないという、ジレンマが生まれてきます。

安心・安全な野菜を選びたいという方は多くとも、オーガニック(有機JAS)の認定を受けるには高額な費用がかかることも有り
なかなかそこに踏み込めない生産者が多く、多くの無農薬野菜たちは、その他のものと区別なく取引されていることが多いようです。
それも無農薬の価値を付加されずに見た目で判断されて安価な取引をされてしまっているという事実にただただ残念でなりません。

こうした生産者さんの取り組みを応援し購買に繋がるような販売の仕組みをどうにか作れないものでしょうか・・・

「ビジンサマ・マルシェ」は、そうした小規模生産者の方々を応援する目的で企画し開催しましたが、
一過性のイベントではなく、そうした販売ルートを確立することが今、とても求められているように感じます。

作る人も安心、
食べる人も安心

双方がハッピーな関係を構築することができないものかと
小平さんのお話を伺って強く思いました。

小平さんの畑の食用ほおずき
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畑で何個もつまみ食いをさせてもらいました。

通常、安定した価格で出荷されるのは皮が淡いオレンジ色のもの(写真上のような状態のもの)
緑のものはまだ未熟です。
黒っぽくなると、完熟で美味しいのですが皮を除いて出荷されるため安価となるか、
またはそのまま畑で取り残されてしまうことも多々有ります。
完熟のものほど美味しいのに、もったいない話です。

これには消費者が綺麗なものを好むことが要因であり、考えなおさなければいけないことだと感じました。

出荷の仕組み、消費者の意識面からのニーズの改革も必要と思われます。

八ヶ岳にぐるりと囲まれた見晴らしの良い美しい畑で
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そんな風に感じました。

まずは、生産の現場の事実をブログを通してご紹介できればと、記事にしました。
最後までお読み頂きありがとうございました。

それでは今週もどこかで
週に一度のベジタリアンライフを実践してみてくださいね。

美味しく、楽しく、快適なからだづくりのために^^

ホーリーバジルの畑を訪ねて

おはようございます。

地産地消料理研究家の中村恭子です。

先日、お料理教室の生徒さんで友人でもある綾子さんに誘われて小淵沢にあるホーリーバジルの畑「花笑み菜園」へと出かけてきました。

小淵沢に移住されて5年という「花笑み菜園」の藤原さんは、自然農法でホーリーバジルを育てたい!という強い思いを持ってはじめられたそう。
当初は農薬も化学肥料も使わずに畑を作るなんて無理だと、周囲から色々と言われたりもしたそうですが
今ではご覧のとおり圧巻の畑となりました。
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完全に無農薬、無化学肥料で育てているとは思えないほど綺麗な畑で
ホーリーバジルが勢い良く伸びやかに育っている様は、自然の恵みを一身に受けている力強さを感じました。
畑一体を包み込む甘い香りに誘われてミツバチたちもたくさん寄ってきます。

そして美しい畑のつくり手である藤原さんは、とても美しい方でした。
誰もを包み込みような優しさと朗らかさとを併せ持った笑顔が素敵な女性です。
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今回は、植物療法士のなおみさんもお誘いして三人で、花摘み体験をさせていただきました。

日の高くなってきた午前10時に畑に到着した私達のために、
藤原さんがパラソルとテーブル&チェアを組み立てて即席カフェを作ってくださいました。
10月中旬という時期にもかかわらず日差しが強く汗ばむ陽気だったため、パラソルの日陰はとても気持ちが良かったです。
まずはここでホーリーバジルのお茶で一服。
「花笑み菜園」ではラマ、クリシュナ、パナの3種を栽培されているそうですが、
この日はラマとクリシュナの2種類を頂きました。
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冷やしたラマは甘い香りと味わいでとても華やか、クリシュナは癖がなく飲みやすく、どちらも体に染み渡りとても幸せな気分になりました。

ハーブの専門家のなおみさんによるとホーリーバジルの香りには常習性があるのだとか。
といってもカフェインやアルコールのように習慣化することで体への弊害はないとのこと。

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写真は藤原さんの育てたホーリーバジル

そこでホーリーバジルの効能を調べてみると、良いことがたくさん!

以下はその効能の一部
★風邪・インフルエンザ
★胃潰瘍や胃炎
★肝機能障害
★月経前症候群(イライラしたり)
★高血圧・高血糖値
★うつやストレスによる脳機能低下
★アレルギー
★気管支炎・喘息・胸膜炎・副鼻腔感染症などの呼吸器疾患
むしろ積極的に毎日取り入れたいハーブですね。

またホーリーバジルは、アーユルヴェーダでは不老不死のクスリとして重用されており、とても大切にされている植物なのだそう。
藤原さん行きつけのインドカレーのお店の店員さん(インド人)のご実家にも玄関先にこの木が植えられているとか。
それには「死神を寄せ付けない木」と考えられており、魔除けの意味もあるそうです。

強い香りが魔除けに用いられたことも考えられますが、同時に強い抗酸化力があることも関係がありそうです。
食事やお茶で取り入れることで、体の中の免疫力を高め病気を寄せ付けない(死神を寄せ付けない)と考えられてきたのかもしれません。

私は一番オーソドックスにお茶で楽しんでいますが、お風呂に入れたり、お料理やお菓子作りにも取り入れてみようと思っています。

特に就寝前にいただくと、とてもリラックスして深い眠りにつけるように感じています。

「花笑み菜園(hanaemi.saien)」のホーリーバジルはお茶として販売もされています。
購入できる場所はこちら
❤道の駅小淵沢
❤八ヶ岳アウトレット内ティフィン・デ・ココ(前述のインドカレー屋さん)
❤アンロゼ
❤徳の蔵
❤ホテル風か
❤チーズ工房清里店
❤食べるじゃん山梨
❤神奈川の自然食のお店 善行八〇八
❤キッチンオハナ
❤オーガニックレストランピアニッシモ
❤レストランアッタカ(カフェオークから車で10分位のところにあります)

今までホーリーバジルを飲んだことがある人にこそ飲んでいただきたい、違いを感じていただきたい、それほど美味しいです。
これが本来の味なのだと感じられる力強さはそのまま体の中に吸収されていくような・・・そんな感じがします。

毎年10月いっぱいまでできるという花摘み体験は絶対にお勧め!(気候によっては前後する場合もあり)
今年はもうお終いとなりましたが、来年機会があればぜひ行ってみてください。
ミツバチの羽音を聞きながらホーリーバジルの香りに包まれての花摘みは心身ともにリラックスできますよ。

そうそう、藤原さんは昔から体質的にお肉やお魚が食べられないとのことでした。
それでも活き活きとし、お肌もピカピカでとても健康的です。
きっと畑の中からたくさんのエネルギーをもらっているのかもしれないですね。
そんな藤原さんと次回はベジ料理の話もしたいなぁと思い、またお会いしましょうね!と再会を約束して楽しい花摘み体験は終了しました。

それでは今週もどこかで
週に一度はベジタリアンライフを!
美味しく、楽しく、快適なからだづくりのために〜