長寿食についての考察/石垣島から

おはようございます。

地産地消料理研究家の中村恭子です。

今朝は沖縄県石垣市の視察に基づいて、かつての沖縄の料理、食材にそのヒントを見出すべくに長寿食についての考察第二弾です。

現在、長寿県の座からは陥落しましたが、今なお元気な高齢者の多いという沖縄。

その秘訣を読み解くと、本州に比べて
豚肉、豆腐、野菜類、海藻類の摂取量の多いことに大きな特徴があるとの研究報告が有ります。
(「おばあから学ぶ健康の知恵」平良一彦 より)
逆に食塩の摂取量は全国平均に比べ極めて少ないとのこと。

そんな情報を頼りにまずは石垣市公設市場へ出かけてきました。

この旅はプライベート半分、長寿食の視察半分で、その目的のメインは
市場で地元の方からお話を伺い沖縄ならではの珍しい食材を買い入れ料理を作る!ということ。

ところが、唯一の市場は地元の食材で賑わっている様子はなく
島以外からの食材が並んでおり、目新しいものはなし・・・
また売り手のおばあさんとの会話からもめぼしい情報を得ることができずじまいでした。

「おばあから学ぶ健康の知恵」では那覇の公設市場は非常に賑わっているとあり期待していたのですが・・・
シーズンオフのためだったのかもしれません。

そんなわけで次に目指したのは、小さな島になぜか数件あるマックスバリュー。
ここでは地元産だという野菜、カラフルなお魚、豚肉、牛肉などが少しばかり並んでいました。
また島豆腐、ゆしどうふ(おぼろ豆腐のこと)も売られていました。
が、圧倒的に外国産の肉類、全国から集められた果菜類、その他冷凍食品や加工品の数々・・・
画一的な食生活がここにもしっかりと根付いているように感じられました。

ところで宿泊場所はキッチン付きのコンドミニアムを手配したのですが、
到着してみるとIHのコンロが一つと電子レンジが一つあるだけのキッチン。
これでは料理らしい料理もできません。
私としては電子レンジはいらないのでせめてカセットコンロでもあれば良かったのにと、ここでも思惑違い。

私の準備不足、事前調査の不足から現地の食材を調理することも長寿食のルーツを探ることもできずじまいとなってしまいました。

そこで、課題は翌年に持ち越し、事前調査もしっかりとして再訪したいと思います。

変わりにこの旅で記憶に残った素敵な場所をご紹介します。

それは、ハーブと野菜、やぎを育てながらカフェを営んでいるという
「宮良農園」さんです。
こちらでは自家製のハーブを使ったドリンクや島産のフルーツを使ったジュースを提供するカフェを併設しています。
オープンカフェとなっていて、名蔵湾を見渡せる素晴らしいロケーションです。
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シーズンオフなのと曇り空時々小雨のお天気、なのでこの日は貸切状態でした。
こちらで栽培されているレモングラスのハーブティをいただきながらオーナーの方とお話。
実はオーナーは陶芸家の方でした。
沖縄の海の色を表現した作品も数多く作られており、
釉薬は自然由来のものを使用したもの、石垣島の土を使ったものなど作られているのだとか。

傍らでは猫が気持ちよさそうにお昼寝。
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なんとも素敵でのどかな農園でした。

この旅の記念に、沖縄の海をイメージしたという多目的ボウル(オーナーの作品)を自分用に
自然の釉薬で仕上げたというスープカップ(弟さんの作品)を3つ自家用に買わせていただきました。
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二泊三日のショートステイだったため、
思惑外れを挽回できずに終わった旅でしたが
プライベートではとても楽しむことができました。

長寿食研究の課題は次年度に残し
ご報告は改めてさせていただきたいと思います。

それにしても石垣島は食肉牛が多く飼育されていて驚きました。
彼らは放牧されてのびのびとしていながらも
鼻輪をつけた顔は凛々しくもあり、またどこか哀愁が感じられました。

そんな牛達を眺めていると、
私達の命をつないでくれる動植物たちに畏敬の念を感じるとともに改めて感謝の気持ちが沸き起こりました。

そして美しいサンゴ礁の海に、青々と茂る島の草木達に・・・
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そうした感謝の気持ちが自然と沸き起こる、石垣島はそんな場所なのかもしれません。
沖縄の長寿の秘訣はそういうところにもあるのかも・・・

さて、それでは今週もどこかで
週に一度のベジタリアンライフを実践していてくださいね。
美味しく、楽しく、快適なからだづくりのために〜

長寿食についての考察/上野原市

こんばんは。

地産地消料理研究家の中村恭子です。

先週に引き続き冬仕事の一環として、
今回から三回にわたり長寿食といわれる食についての私なりの考察をお伝えしようと思います。
皆様の健康維持に役立たせるヒントにもつながればと思います。

長寿食は
ただ長く生きるための食事というだけではなくそこには健康寿命が長い食事ということが大切です。
昔も今も人が生きていくうえで必要な栄養というものは変わらないはず。

それでは昔の人はどんなものを食べていたのか、
第一回目はかつて長寿村と呼ばれていた山梨県上野原市の例から見ていきます。

長寿村当時の食事を知るご年配の方々のお宅を訪問しお話を伺うと
その内容は驚くほど粗食でした。

かつてはどこの農村もそうだったと思われますが、
まず主食は精製されきっていない穀物(白米ではなく玄米や分つき米であったり、小麦粉であれば全粒粉であったり)でした。

これに、味噌、わさび、じゃがいもや里芋、さつま芋などのイモ類、季節の青菜、ネギ、など里山で取れる野菜たちが中心だったようです。

また、各家庭では鶏を買っていて、卵も食していたそうです。
川魚などは時々、海の魚や肉類などはほぼなかったとのことでした。
もちろん甘いお菓子やスナック菓子、その他インスタント食品などに代表される加工品はとっていませんでした。

物流が盛んではなかった時代は、どこの地域でも地産地消の生活が当たり前で、人々は知恵を絞って体を養う食を考え出し、長い年月をかけて、お腹を満たしかつ美味しく食べる工夫もしながら文化として根付いていったのでしょう。

豊かではなかった村ではお米や雑穀もそのままお腹いっぱい食べることは叶わず、おかゆにして嵩をふやして食べていたようです。

上野原市は山間にあるため、傾斜地では稲作ができず麦やそばなどの雑穀類を栽培し主食としていたのですが
特に大麦をおかゆにした「おばく」という料理が代表的な長寿食として知られています。
また大豆のタンパク質を消化吸収に負担をかけることなく取り入れることのできる味噌や醤油といった発酵食品を摂取し、
また非常にたくさんの野菜をとっていました。

ところで、飽食の現代において、おかゆはダイエットや胃腸をいたわりながらエネルギー源となるため積極的に取り入れたい食べ方の一つです。

長時間かけて穀物をやわらかく煮ることで消化に負担がかからないので、消化に悪いと言われる玄米なども小さいお子さんからお年寄りまで安心ですし、
水で嵩増しされていることで少しの量でも満腹感を得られるため、ついつい食べ過ぎてしまう方にもピッタリの調理法です。

食料の乏しい時代には、嵩増しして大切に食べていたものですが、
飽食の現代では食べ過ぎを防止することで、糖質を制限しダイエットにつながるなんて、
やはり昔も今も人にとって必要な食べ物、食べ方はあまり変わっていないのかもしれません。

食事だけでなく、長寿の人たちによく見られることは皆 体をよく動かしていたということ。
上野原市は山間のため、移動は常に山道の登り降りがあり、また農作業にもよくこなしていたと聞いています。

食事と運動が健康維持に大切と言われていますが、長寿村の生活そのものが人間が健康的に暮らす理想的な環境だったのかもしれません。
自然とともに暮らし、加工食品はとらずに、シンプルに調理された食材を食べ、そしてよく働く(体を動かす)
長寿食とは、かつて農村では当たり前のライフスタイルの上に成り立っているようですね。

今、健康維持のために何かしようと考えている方は、
まず
精製されていない穀物を主食にしたり、
甘いモノ(白いお砂糖で作られたお菓子や人工甘味料などはまず第一に控えましょう!)やカフェイン、アルコールといった嗜好品を控えたり(粗食を日常に、ご馳走はときどき)
日々の食事のあり方の意識を変えてみること、
加えて歩きやすい靴を履いて、歩く習慣をつけるなど、できることから健康維持につながることを始めてみることをおすすめします。

最後に私見ですが、やはり私は野菜には体を整える力があるように感じます。
ビタミン・ミネラルのしっかり取れる元気に育った野菜をたくさん食べてもらいたいと思います。
無農薬野菜が理想的ですが、手に入らない場合はしっかりと湯がいて食べる、重曹水で洗うなど農薬を洗い流して食べる工夫も大切です。

またライフスタイルの見直しに
週に一度のベジタリアンライフを実践してみることもお薦めですよ。
美味しく、楽しく、快適なからだづくりのために〜

さて、次回は沖縄のかつての食事について
三回目は我が家の保存食についてお伝えする予定です。

冬仕事あれこれ

おはようございます。

Cafe楢Oak店主です。

先週末、蓼科では今年初めての積雪がありました。
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雪が地面を真っ白に塗り替えて、まるで物語のワンシーンのようです。

雪の中でも乗馬を楽しむことはできますが
カフェは休業中・・・

お休み中はのんびり?!
いえいえ、そうでもありません。

寒い寒い冬の長い休業期間中はオープン時にはできないことをあれやこれやとしています。

まずは料理やお菓子の試作。
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写真は米粉のジェノワーズ(スポンジ)生地に合わせた
生はちみつ入りのお豆腐クリームのショートケーキ。
卵、乳製品、白砂糖、小麦粉を使っていないので
各種アレルギーのある方も安心です。

他にも天日で干したハーブティーの茶葉の選別をしたり
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(暖かい薪ストーブの前での作業は至福の時間)
おやつには焼き芋を焼いたりなんかもします。

美味しいお仕事ばかりではなく
DIYも!

移住してから5年、
当初、予算や時間的な制約でキッチンの内装にあまり手を入れられなかったので
この冬思い切って気になっていた壁のペンキ塗りをしました!

それがこちら。
ペンキを塗る前の状態。
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そしてアフター
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ペンキ塗りは素人ではありますが
なかなかではないですか? 笑
自画自賛ですみません ^^;

毎日働いてくれているキッチン、
これから少しづつ手を入れて、もっともっと大切にしてあげたいな。

〈おしまい〉

最後に・・・
かわいいおまけ画像

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雷ちゃん(5歳 ♂)も
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マロン(13歳 ♀)もお家の中に。

ほっこりなごみますね^^

さてさて
気持ちも新たに今年も週に一度のベジタリアンライフの実践をしましょう!
美味しく、楽しく、快適な体作りのために〜

新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。

新年早々お知らせです!

当店は昨年同様、ゴールデンウィークと夏季シーズンの営業を予定しており
それ以外は基本的に営業をしていないのですが

昨年10月より当店の焼き菓子を
学栄大学駅前の「エッセンティア」さんで購入が可能となりました。
https://www.facebook.com/essentiag/?fref=ts
東京都目黒区鷹番3−5−2

また私のメニュー開発をしたお料理「ベジビジンランチ」が
鹿島リゾート株式会社さまのごフルコースのクラブハウスレストラン「レストランイーグル」で召し上がっていただけます。
※ベジビジンランチは限定食のため予約が必要です。
0266-76-5920
長野県茅野市豊平7702

他、港区アークヒルズのヒルズマルシェにてカレースープと天然酵母パンのセットの販売を予定しています。

アークヒルズマルシェ
第1、第3土曜日出店を予定
10時から14時開催
東京都 港区赤坂1-12-32
カラヤン広場において

ウェブでの連載ではオールベジのお料理やお菓子のレシピを公開していますのでこちらもどうぞご覧ください。
http://crea.bunshun.jp/〉グルメ〉レシピ〉中浦恭子のゆるマクロビをはじめよう

Cafe楢Oakともども本年もどうぞよろしくお願いいたします!