補助金についての所見

おはようございます。

地産地消料理研究家の中村恭子です。

ここ最近は糸萱かぼちゃの六次産業化に向けた取り組みをお伝えしてきましたが
今朝は少し脱線して補助金の仕組みに対する所見を述べたいと思います。

補助金とは、特定産業の育成や特定施策の奨励など、一定の行政目的を達成するために、国・地方公共団体が公共団体・企業・私人などに交付する金銭。(大辞林より)

とあり、説明だけ見ていると有志ある利用者にとってはただただありがたい制度のように感じられます。

しかしながら利用する立場としてはいくつも突き当たる壁があり、なかなか活用できない現状もあるのです。
私の情報不足、認識不足のために違う仕組みのものがあるかもしれず、それについては言及しませんが、
今回、糸萱かぼちゃ生産者組合で3年間利用させていただいた長野県の「元気作り支援金」については非常に使いづらい点がいくつかありました。
それは、
①全額無償ではないこと。
②着手時ではなく事後払いであること。
③人件費を費用として計上できないこと。
④ハード設備など新規購入に繋がるものに対して認められ、再利用して活用する場合などには予算計上できないこと。

①については、障害者雇用施設の設立など100%の補助が出るものがあったそうですが、それも現在はないと聞いています。
②については利用者としては資金に余裕がなければ、かなり負担となります。
③何か活動を起こすとき、ここに人件費がかかってくるのは当然だと思うのですが、事業として利益が出るまでは小さな組織では特に補助金事業に関わる人たちはほぼボランティアとなります。
④はどのようなことかというと、新規に機材やのぼり、パンフレット等を購入する、などは予算として認められるものの、既にあるものを自分たちで手に入れて組み立てて仕上げる等(例えば近所で使われなくなったビニールハウスの再利用)新規購入につながらない場合は、かかった実費のみしか予算計上できない、ということ。

そうなると、たいがいは労賃が出ないなら予算が膨れても新しく買ったほうが手軽で良い、という方向に行きがちです。
それでは、一時は売買が成立することで経済効果が期待できるのかもしれませんが、果たしてそれでいいのでしょうか?
という疑問を感じるのです。

使えるものは再利用したり、または譲り合いで使う事のほうが将来的に私達の生活を持続可能に豊かにする、そんな風に感じています。

また補助金については、現場で動くマンパワーに加えて企画やアイディアにも、お金を出せる仕組みにしたらいいのではないか、そんな風に感じました。

最後までお読み頂きありがとうございました。

それでは今週もどこかで
週に一度はベジタリアンライフを!
美味しく、楽しく、快適な体づくりのために〜