新しき村を訪ねて(再投稿)

※4年前の記事です。

おはようございます。

地産地消料理研究家の中村恭子です。

先週は強い寒気の影響で、まるで冬に逆戻りしたかのような寒さの蓼科でしたが
今週に入り、また暖かい春の陽気が戻ってきました!

蓼科では、水仙や桜など花の見ごろはまだ先ですが、、
一足先に、テントウムシたちが元気に飛び回っています(^^)

そんな中、ここ最近でひときわ暖かくなり、よく晴れた日に、関東の里山へと出かけてきました。

埼玉県入間郡毛呂山町にある「新しき村」です。
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「新しき村」は1918年に、白樺派の作家 武者小路実篤により理想の社会のモデルとして宮崎県に設立された農業協同集落で、
その後1938年に現在の地へと移転しました。

今は一般財団法人化し管理されています。

武者小路実篤と言えば「荒野」「友情」など数々の著作で知られますが、
実は画家としての顔を持つ多才な方でした。

「僕のかくものは主に植物だが、根、葉、花、実に、そのものぴったりの表現を与えている。僕はどんな名画展を見たあとでも、外に出て草木を見ると、葉を付けた小枝一つを見ても、名画以上に生きているものを感じて、新鮮な感じを受ける。」(武者小路実篤の言葉より)

その言葉通りに、展示されている作品は植物や野菜が多く描かれ、その多くに毛筆で書が添えられていました。
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「馬鈴薯はマチスより美しい」

この言葉は実篤がジャガイモを見て実感したものだと言います。

どんな芸術品よりも、命あるもの、命をつなぐものは価値があり美しい、
そういうことなのでしょうか・・・

90歳という長寿を全うした実篤の心身の健全さが、描かれている物や言葉の端々に表れているような気がしました。

また、この「村」では、米や野菜を育て、鶏の飼育をしながら現在も生活をされている方々がいます。
村の食堂の窓の奥に広がるのは、無農薬栽培の茶畑。

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食堂の一画ではお茶を始め、自作の農作物や、卵などの販売コーナーがありました。

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今でこそ、オーガニックの食材や、暮らし方への関心が高まっていますが、
武者小路実篤は、100年近く前から、そのような社会が人間らしいと唱えていた、日本のスローライフの先駆けともいうべき方だったようですね。

最後に
武者小路実篤の名言を一つ。

「まかぬ種子は生えぬと言うが、
我等は不幸の種子をまかず、

幸福の種子をまくように
注意すべきである。」

そう、春は種まきの季節です!

日々の健やかな体作りも幸せ作りの大切な要素。

そのためにも

週に一度はベジタリアンライフを!
美味しく、楽しく、快適なからだ作りのために~

・・・・・
連載中のレシピコラムではオールベジのお料理やスイーツを沢山ご紹介しています。↓
http://crea.bunshun.jp/articles/-/15049
現在は、キャベツとアボガドのコールスローサラダです。

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