糸萱かぼちゃ 六次産業化に向けてVol.1

おはようございます。

地産地消料理研究家の中村恭子です。

まだ雪の残る蓼科ですが、小川のせせらぎが柔らかい音に変わってきました。
この水音を聞くと、春を感じます。

さて今朝はまだ少し先のお話ですが、糸萱かぼちゃの収穫後のお話です。

ようやく信州伝統野菜として認知されてきた糸萱かぼちゃですが、
じつは「完売」には程遠い現状があります。
その原因の一つに流通システムが確立していないことが大きいのですが、
他の農産物と同様に長く保存ができない、という当然ながらも厳しい問題があります。

そんなわけで、畑の中で収穫されずに残ってしまったもの、
収穫はされたものの、出荷を待たずに傷んでしまったもの、
また出荷したものの、表面の傷を理由に引き取ってもらえなかったものなど
陽の目をみることのできないものも多々あるのです。

そこで、今年は糸萱かぼちゃを余らせずに販売するぞ!と生産者側の士気が高まり、
六次産業化に向けて取り組むことになりました!!
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↑先月地元の多目的サロン「かやのわ」で開かれた糸萱かぼちゃ生産者組合理事会の様子。今年は女性が多くて活気づいています(^^)

さて、かぼちゃの加工といえば、
煮物などに便利な冷凍のブロックタイプやペースト状のもの、パウダー状のもの、また味付けをしてスープやピューレにするなど色々ありますが・・・

その中で加工の段階で最も素材の持ち味を活かせる加工はなんだと思いますか?

私の知る限りでは
それは、「冷凍する」ということのように思います。
ただし、一般家庭の冷凍庫で凍らせてしまうのではダメなのです。

カットしたかぼちゃを真空状態にし、且つマイナス40度という温度で急速に冷凍することで、素材本来の食感や味わいを損ねずに加工することが大切です。
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↑写真は昨年、試作で作ったパウダー加工、及び加熱したかぼちゃを真空パックし120度で殺菌し、常温保存を可能にしたもの、など。
いずれも加工の費用が高く、販売するには難しいと感じました。また高温にさらされることにより味も落ちてしまいます。

加工して販売するメリットはというと
一つにかぼちゃの旬の時期を過ぎても通年販売することができます。
二つ目に美味しくても表面に傷があるという理由で店頭で売れずに弾かれてしまったかぼちゃを無駄なく販売することができます。
更には購入される方にとってカットされ種が覗かれた状態で入手できるとなると調理の手間を省くことができ助かるとのお声も多々頂いております。

そんなわけで今年は
糸萱かぼちゃの冷凍加工をしてみることになりました。

まず、加工に際して必要なのが急速冷凍庫と真空パック機。
いずれも業務用で安価なものではありません。

さてどうしたものか・・・

助け舟をだしてくださったのが
無農薬で食用ほおずきの栽培に取り組む「八ヶ岳福祉農園」さんです。
こちらは障害者雇用施設の一つで、食用ほおずきの他、各種野菜も栽培し
畑の作業のない時期には事務所に併設の加工場で
冷凍りんごの加工作業などもされています。
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所長の毛塚さん
「作業場も急速冷凍庫も真空パック器も全て共用で使ってくださっていいですよ。」とのこと。

新規に加工場や必要な機材を揃えるには莫大な費用がかかってしまうため、かぼちゃ生産者組合にとってはありがたいお申し出。
所長さんはじめ事業所の皆さんのご厚意にまずは甘えさせていただくことになりました。

八ヶ岳福祉農園の皆さま
本当にありがとうございます!!

しかしながら、ここでまた新たな問題が浮上。

冷凍したかぼちゃ、どこに置こう・・・?

続きはまた改めて・・・^^

それでは今週も週に一度のベジタリアンライフを!
美味しく、楽しく、快適なからだづくりのために〜

北相木村の亜麻を訪ねて

おはようございます。

地産地消料理研究家の中村恭子です。

先日、北相木村へと出かけてきました。

北相木村は長野県東端にある村です。
北から西、南にかけて佐久穂町、小海町、南相木村に、東は群馬県多野郡上野村に接しています。

人口は約800人ほど。

この村の特色ある取り組みとして「山村留学」というものがあります。
 “山村留学”とは、小学生の子どもが一年間村に滞在し、地元の小学校に通いながら、自然の中での体験や集団生活をとおして、豊かな人間性を養うプログラムです。
 北相木村では、山村留学制度を取り入れて25年になり、これまでに150名以上が北相木の地から巣立っています。名峰八ヶ岳を望む豊かな自然環境と、昔ながらの素朴な村の良さを活かして、都市部からの小学生を、一年を通して受け入れています。四季を通じて、自然体験を中心に、農業体験、各種地域伝統行事に参加し、本来子どもたちの持っている創造性、自主性、自浄能力、忍耐力を養い、四季折々、彩り豊かに変化する一年を暮らす中で、心豊かで、心身ともに健やかでたくましい人間形成を目指します。
また、都市と農村の交流にも役立っています。
(以上、北相木村公式ホームページより抜粋)

私がこの村を訪れた理由は、
山村留学のプログラムの一つに、地元の食材を使ったお料理やお菓子を、親子で楽しむ料理教室ができないだろうかとお話を伺うことでした。


「北相木村ならではの食材って何かないでしょうか?」

村長さんはじめ村役場の方々
「ここらでは全く特別なものはないですねぇ・・・」
「伝統野菜もないし・・・」


「特別なものでなくても無農薬で取り組んでいる作物などないものでしょうか?」

村長さん
「無農薬といえば、亜麻を作っている人に会ってみたらどうですか?
女性たちで頑張っていますよ。」

と、まぁそんな流れで亜麻栽培に取り組まれている女性を訪ねて、やってきたのは「和みの風」です。
「和みの風」は女性の生理用布ナプキンを販売するネットショップを運営している団体です。
主力商品である布ナプキンは一つ一つ手作りで、安心できる良質の素材を使い作成しています。

http://nagomi-kaze.ocnk.net/

現在はオーガニックコットンが中心ですが
ゆくゆくは無農薬の亜麻で繊維を紡ぎ、オーガニックリネンの布ナプキンを作りたいという熱い情熱をお持ちの方々なのです。

聞けば、東京から移り住んだ方々が
北相木村の風土を気に入り、
国内でまだ手がけられていない無農薬で亜麻の栽培に取り組んでいるのだとか。

私自身10年ほど前から布ナプキンを愛用していますが、
当初は使用感よりも何よりゴミが出ないということがとても嬉しかったです。

そして使い続けていくうちに生理期間の不快感がすっかりとなくなったことには驚きました。
不思議なものですが、
本来は吸収するはずのナプキンですが、肌の方もナプキンの成分を吸収してしまうような気がします。
それであれば石油が原料となる紙ナプキンよりもオーガニックの布製品を使用したいと思うのは
おそらく女性なら皆感じることではないでしょうか・・・?

まずはそんな女性ならではの話題から店長の佐藤さんと話が弾みました。

佐藤さん
「実は、繊維を紡ぐほどにはまだ栽培できていないのですが、今年は亜麻の種の活用を2つ考えているんです。」
とのこと。

一つ目には今月1日より販売スタートとなる、観賞用の花を楽しんで頂くための種の販売
ふたつ目は栄養価が高くフラックスシードとして知られる亜麻の種を使ったお菓子の販売。
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昨年収穫された亜麻の穂。
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穂先についた種を丁寧に取り出して使います。

そこでお話が更に盛り上がり
多くの方が安心して食べられる食材を使い、美味しくて栄養もたっぷり取れるお菓子を作りましょう!!

ということになりました。

そんなわけで、「山村留学」の話からはそれてしまいましたが
亜麻を使ったお菓子の商品開発に取り組むべく、いざ試作です!

今月中にサンプルを数点作成し、何を商品化するのか関係各者で協議して
販売に向けて準備を進めていきます。

できたお菓子はというと、
まずは「なごみの風」さんのサイトや、北相木村の道の駅や農産物直売所などで販売を予定していますのでお楽しみに(^^)

商品開発の進捗はまた改めてご報告しますね。

週に一度のベジタリアンライフの日も食べていただきたい安心おやつ、作りますよ♪

そうそう、温度管理をして発芽した種を見せていただきました。
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佐藤さん、種に入ったシャーレを大切そうに
「この子たちがこれから育っていくんです」と嬉しそうな笑顔。
愛情こめて育て上げられる亜麻たちは今年もきっとすくすくと育っていくのでしょう。

今度は栽培期間中に村を訪ねて見ようと、そんなふうに感じました。

それでは今週もどこかで
週に一度はベジタリアンライフを!
美味しく、楽しく、快適なからだづくりのために〜

ベジビジンランチ リニューアルのお知らせ

おはようございます。

地産地消料理研究家の中村恭子です。

今朝は私がメニューを監修しているベジビジンランチのリニューアルのお知らせです。
※ベジビジンランチは鹿島南蓼科カントリークラブ クラブハウスレストラン「レストランイーグル」で料理長はじめ調理場の皆様が心を込めて作ってくださっています。(鹿島リゾート株式会社さま 蓼科高原チェルトの森内)

http://www.kajima-resort.co.jp/

※ベジビジンランチはCafe楢Oakではお出ししておりません。

ベジビジンランチは3年前よりゴルフ場が休業となる冬期以外、春、夏、秋とメニューを変えて定食スタイルでご提供していたおりましたが、3年目となる今年は心機一転リニューアルしてベジビジンカレーセットとして販売いたします!

リニューアルに至った経緯は、
鹿島リゾート株式会社の福島社長さま、そしてゴルフ場支配人の湯沢さまのお二人から、利用されるお客様にできるだけベジビジンランチを召し上がっていただきたいのですが、既存のメニューの中ではなかなか認知されにくいようですが、どうしたものでしょうかとのご相談を受けてのことでした。
そこで従来の定食スタイルを見直し、新たなメニューとしてカレーをご提案したのです。

カレーと言えば今や国民食とも言える料理で老若男女問わず好き嫌いの少ないメニューの一つ。
また、ふだん玄米を食べ慣れていない人や、嫌いな人でもカレーライスにすることで食べやすくなること、
定食スタイルよりも、短時間で食事ができること(提供時間含めて)
※ただし良く噛んで消化を助けることは大切ですので早食いには注意が必要ですよ!^^

このベジビジンカレーセットは、
私が代表を務める一般社団法人蓼科塾のプロデュースする「UPSOUP」から販売されている「信州きのこと寒天のカレースープ」(寒天は松木寒天さんのもの)を使って仕上げます。
これにグリルした旬野菜をトッピングしたカレーに玄米ご飯を添え、加えてリーフサラダと自家製ピクルス、デザートに豆乳と自家製フルーツソースのラッシー風がつきます。

価格は現在検討中(^^)

また今年も例年同様にゴルフ場を利用されるお客様以外の方も召し上がっていただけますよ。
電話 0266-76-2222
↑その際には必ずお電話で予約をお願い致します!

販売予定日は4月の下旬から。
詳細決まり次第追ってご連絡いたします。

新しく生まれ変わったベジビジンランチのカレーセットにご期待ください!!

それでは今週もどこかで
週に一度はベジタリアンライフを!
美味しく、楽しく、快適なからだづくりのために〜

「どんぐり豆腐」作ってみました。

おはようございます。

地産地消料理研究家の中村恭子です。

先日、八ヶ岳どんぐりプロジェクトのメンバーとして
「どんぐり豆腐」作りの講習会に参加してきました。
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本日はそちらで教わったどんぐり豆腐の作り方をご紹介します。

レシピはこちら
材料:
どんぐり粉  1/2カップ
水   500cc
塩   小さじ1
ごま油  小さじ1

作り方:
①鍋に水とどんぐり粉を入れて混ぜ、2時間程度ふやかす。
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鍋底が焦げ付かないように混ぜている様子。

②強火でよく混ぜながら沸騰させる。
③塩とごま油を入れて更に弱火で5分程度煮る。
④火を止めて蓋をして⑮分程度蒸らす。
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ねっとりと糊化した状態を参加者が確認している様子。

⑤流し箱に注いで一晩冷やし固める。
 
韓国ではとてもポピュラーだというどんぐり豆腐は
豆板醤やごま油などで味をつけた野菜とともにサラダ感覚で食べるそうです。

食べた食感はというと、少し舌にざらつきが残り味わいはかなり淡白でした。
このままだと、野菜たちの存在感に霞んでしまいそう・・・

教えてくださった講師の方は実は本物の味はご存じないとのことで
聞くところによると本物はプリンのような食感らしいです、とおっしゃっていました。

ならば、私流にアレンジしてもっと存在感のあるどんぐり豆腐を作ってみよう!
と思いたち、早速試作をしてみました!・・・が

ごま豆腐やジーマミー豆腐のような食感に仕上げたかったので
でんぷん質を加えようと葛粉を使ったのですが
残念ながらあまり食感に変化はありませんでした (;_;)

もうしばらく色々と水やどんぐり粉の配合など、試行錯誤する必要ありですね。

というわけで、
これは!と思う仕上がりを見つけるまで今しばらくレシピはお待ち下さい。

それでは今週も
週に一度はベジタリアンライフを!
美味しく、楽しく、快適なからだづくりのために〜

長寿食についての考察/保存食

おはようございます。

地産地消料理研究家の中村恭子です。

今朝は長寿食についての考察として保存食を取り上げます。

保存食には、缶詰やレトルト食品、乾物や、塩漬けなど色々とありますが
ここでは日本の伝統的なものを見直して皆様の健康に役立てるよう
長寿食と捉えることのできる、冬にこそ食べて欲しい保存食をご紹介し、私なりの見解を述べたいと思います。

私の中で保存食の王道といえば
まずは梅干しです。
昔から日本では梅干しは一年を通して大切に食されてきました。
美味しいだけでなく、バランスのとれたお手当食でもあるからです。
夏場に食べれば酸の効能で、殺菌・解毒、酸化防止効果もありますし、冬には塩の効能で体を温めてくれます。
また、お酒を飲みすぎて二日酔いの時や風邪気味の時などは、
お番茶にすりつぶした梅干しとお醤油を少したらしてものを飲むとすっきりしますよ。
東洋の陰陽五行説では、二日酔いや風邪気味の時というのは、体が陰性に傾きすぎた状態ととらえます。
その状態を陽性に引き戻して陰と陽のバランスのとれた中庸という状態に近づけることが
快適な体作りのポイントとなります。
そんなわけでバランス食である梅干しに、塩けをプラスした飲み物を体に取り入れることでバランスを整えていくのですね
小さな一粒に宿る、大きなパワーに感謝して、美味しく梅干しを頂きましょう♪

続いてお味噌
麹の種類によって豆味噌、麦味噌、米味噌と3種類に大別されます。使われる麹によって味わいが変わります。
変わり種としては大豆以外にも、どんぐりを使ったものや雑穀類を使った穀物味噌などもあります。

 現在は速醸法で短期間で作られるものが多いのですが、天然醸造の味噌はおよそ1年の時間をかけて発酵・熟成させて作ります。長い時間をかけることによって豊かな風味と旨みが醸し出され栄養価も高くなります。
お味噌は酵素がたっぷりの発酵食品ですので、なるべく加熱をせずに頂くか、温かいお味噌汁などに味噌を溶き入れるときは、火を止めてから入れましょう。そして作り置きせず食べきるようにします。

今流行の生野菜やフルーツを食べて酵素を取るというスタイルと同様、昔の日本人はちゃんと酵素や乳酸菌がたっぷりの食生活を送って健康管理が出来ていたようですね。

最後に沢庵(たくあん)です。
大根を干してから糠に漬け込むポピュラーなお漬物。
今では人工的に着色され、短期間で仕上げるため旨味を補うために白砂糖(ザラメ糖含む)や人工甘味料、アミノ酸調味料で補ったものが多く出回っていますが、
そうしたものを加えずとも十分に干された大根の旨味は、漬け床の中でしっかりと熟成されてとても美味しいお漬物となります。

大根に含まれる消化酵素は加熱に弱いため、ふろふき大根や煮物などにしてしまうとその効果は期待できませんが、
その点沢庵は酵素をたっぷり含む美味しい消化薬のようなもの。
炭水化物やタンパク質の消化を促してくれるので御飯のお供に沢庵というのはとても理にかなっているのですね。
胃腸の負担を軽くすることで、体全体をいたわってあげましょう。

また、ぬか漬けや他の一夜漬けよりも、干されてから漬け込まれているため水分が少なく体を温めてくれる効果も期待できます。
無添加無着色の本物の沢庵を、冬の食卓にぜひ取り入れて欲しいと思います。

以上3つの食材をご紹介しましたが、
実はいずれも我が家で作っています^^
私のお気に入りの食べ方は
とろろと梅干しを組み合わせたり、
生はちみつと味噌を合わせ、色々なソースのバリエーションにしたり
沢庵はもちろん御飯のお供に、時々はおつまみにも。。。
おかげで蓼科で暮らしてからというもの、風や病気で病院や薬のお世話になっていません。
健康診断でも、お医者様から
「あなたのような人は検診に来なくてよろしい」と言われてしまうほど(笑)

他にも干し柿や、自家栽培の唐辛子のオリーブオイル漬け、ベーコンなども。
手前味噌ではありますが、やっぱり自家製は美味しいです。

さてさて三回にわたった長寿食についての考察いかがでしたか?

今回の日本の伝統食に見る長寿食、まだまだ書き足りませんが、この続きはまた来年に・・・

それでは今週もどこかで
週に一度はベジタリアンライフを!
美味しく、楽しく、快適なからだづくりのために〜

イベント情報@浅草橋「おかず横丁」

おはようございます。

地産地消料理研究家の中村恭子です。

今朝は長寿食についての考察「保存食」を予定していましたが
急遽お手伝いすることとなったイベントのお知らせを致します。

イベントHPアドレス:http://tsugi-tsugi.jp/

私は2月4日のみ、キッチンカーに乗車して、けんちん汁とご飯の配膳をお手伝いします。

けんちん汁は昨年、マガジンハウス社の「クロワッサン」に掲載されたレシピで
この日はプロの料理人の方に150食分作っていただきます。

そもそも具沢山のけんちん汁は、体を温めるとされる根菜類やネギなどを使っているので寒い季節にぴったりのお料理です。
元々、けんちん汁は精進料理であると言われており、一般的には出汁や具材に肉や魚などは使わずに昆布やシイタケなど植物性の食材だけで仕上げます。

私のレシピでは具材をごま油で炒めた後に、野菜の旨味を最大限に引き出すため少量の自然塩を振り入れ、蓋をしてじっくりと蒸し煮にしています。
またお出汁は野菜の個性を引き立たせるよう昆布を水出汁で使っています。
これに加えて味わいも栄養価も高い天然醸造の玄米完熟味噌に、淡雪という上品な味わいの米麹味噌を合わせ仕上げました。

滋味に溢れた味わいに体がホッとするような、そんな温かなお料理を自作のキッチンカーでお届けいたします。

キッチンカー
UPSOUPのロゴの入ったキッチンカー ポインター号を目指していらしてくださいね。

それでは以下、イベント情報です。
どうぞご覧ください(^^)

《ツギ_ツギ #01 白米モノヅクリ自転車おかず》

2月4日(土)12:00 – 17:00
ご飯プレゼント、ものづくり横丁ワークショップ、
無料コミュニティ・サイクル

2月5日(日)12:00-17:00
無料コミュニティ・サイクルのみ

※コミュニティ・サイクルで自転車をレンタルされた方には先着150名様限定でごはん一膳とけんちん汁をプレゼント!合わせてお好みのおかずをお買い求めください(魚米・焼き魚、入船・佃煮、大佐和・海苔茶漬け、サクラのカレー)。
※コミュニティ・サイクルで街めぐりを行っていただき、気にとまった街並みの写真を撮影、ガイドに従いプロジェクトサイトにアップしてくださった方には、御徒町、蔵前それぞれで先着100名様に無料のホットドリンク引換券を差し上げます。

気になるモノコトをツギ_ツギすれば見えてくる、新しい町の魅力!その魅力をお伝えするのが「ツギ_ツギ」プロジェクト。第一回は、下町人情あふれる、おかず横丁の「おかず」、実は三小鳥との縁が深いお米「東北194号」。初日に開催の「ものづくり横丁ワークショップ」。開催エリア内3カ所のポートにて無料でレンタル・乗り捨てが可能な「コミュニティ・サイクル」。この4つのモノコトをツギ_ツギします!

主催:鳥越本通り商盛会/企画・共催:東京大学建築学専攻 Advanced Design Studies/共催:NTT 都市開発(株)・(株)新建築・ものづくり横丁/後援:台東区

長寿食についての考察/石垣島から

おはようございます。

地産地消料理研究家の中村恭子です。

今朝は沖縄県石垣市の視察に基づいて、かつての沖縄の料理、食材にそのヒントを見出すべくに長寿食についての考察第二弾です。

現在、長寿県の座からは陥落しましたが、今なお元気な高齢者の多いという沖縄。

その秘訣を読み解くと、本州に比べて
豚肉、豆腐、野菜類、海藻類の摂取量の多いことに大きな特徴があるとの研究報告が有ります。
(「おばあから学ぶ健康の知恵」平良一彦 より)
逆に食塩の摂取量は全国平均に比べ極めて少ないとのこと。

そんな情報を頼りにまずは石垣市公設市場へ出かけてきました。

この旅はプライベート半分、長寿食の視察半分で、その目的のメインは
市場で地元の方からお話を伺い沖縄ならではの珍しい食材を買い入れ料理を作る!ということ。

ところが、唯一の市場は地元の食材で賑わっている様子はなく
島以外からの食材が並んでおり、目新しいものはなし・・・
また売り手のおばあさんとの会話からもめぼしい情報を得ることができずじまいでした。

「おばあから学ぶ健康の知恵」では那覇の公設市場は非常に賑わっているとあり期待していたのですが・・・
シーズンオフのためだったのかもしれません。

そんなわけで次に目指したのは、小さな島になぜか数件あるマックスバリュー。
ここでは地元産だという野菜、カラフルなお魚、豚肉、牛肉などが少しばかり並んでいました。
また島豆腐、ゆしどうふ(おぼろ豆腐のこと)も売られていました。
が、圧倒的に外国産の肉類、全国から集められた果菜類、その他冷凍食品や加工品の数々・・・
画一的な食生活がここにもしっかりと根付いているように感じられました。

ところで宿泊場所はキッチン付きのコンドミニアムを手配したのですが、
到着してみるとIHのコンロが一つと電子レンジが一つあるだけのキッチン。
これでは料理らしい料理もできません。
私としては電子レンジはいらないのでせめてカセットコンロでもあれば良かったのにと、ここでも思惑違い。

私の準備不足、事前調査の不足から現地の食材を調理することも長寿食のルーツを探ることもできずじまいとなってしまいました。

そこで、課題は翌年に持ち越し、事前調査もしっかりとして再訪したいと思います。

変わりにこの旅で記憶に残った素敵な場所をご紹介します。

それは、ハーブと野菜、やぎを育てながらカフェを営んでいるという
「宮良農園」さんです。
こちらでは自家製のハーブを使ったドリンクや島産のフルーツを使ったジュースを提供するカフェを併設しています。
オープンカフェとなっていて、名蔵湾を見渡せる素晴らしいロケーションです。
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シーズンオフなのと曇り空時々小雨のお天気、なのでこの日は貸切状態でした。
こちらで栽培されているレモングラスのハーブティをいただきながらオーナーの方とお話。
実はオーナーは陶芸家の方でした。
沖縄の海の色を表現した作品も数多く作られており、
釉薬は自然由来のものを使用したもの、石垣島の土を使ったものなど作られているのだとか。

傍らでは猫が気持ちよさそうにお昼寝。
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なんとも素敵でのどかな農園でした。

この旅の記念に、沖縄の海をイメージしたという多目的ボウル(オーナーの作品)を自分用に
自然の釉薬で仕上げたというスープカップ(弟さんの作品)を3つ自家用に買わせていただきました。
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二泊三日のショートステイだったため、
思惑外れを挽回できずに終わった旅でしたが
プライベートではとても楽しむことができました。

長寿食研究の課題は次年度に残し
ご報告は改めてさせていただきたいと思います。

それにしても石垣島は食肉牛が多く飼育されていて驚きました。
彼らは放牧されてのびのびとしていながらも
鼻輪をつけた顔は凛々しくもあり、またどこか哀愁が感じられました。

そんな牛達を眺めていると、
私達の命をつないでくれる動植物たちに畏敬の念を感じるとともに改めて感謝の気持ちが沸き起こりました。

そして美しいサンゴ礁の海に、青々と茂る島の草木達に・・・
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そうした感謝の気持ちが自然と沸き起こる、石垣島はそんな場所なのかもしれません。
沖縄の長寿の秘訣はそういうところにもあるのかも・・・

さて、それでは今週もどこかで
週に一度のベジタリアンライフを実践していてくださいね。
美味しく、楽しく、快適なからだづくりのために〜

長寿食についての考察/上野原市

こんばんは。

地産地消料理研究家の中村恭子です。

先週に引き続き冬仕事の一環として、
今回から三回にわたり長寿食といわれる食についての私なりの考察をお伝えしようと思います。
皆様の健康維持に役立たせるヒントにもつながればと思います。

長寿食は
ただ長く生きるための食事というだけではなくそこには健康寿命が長い食事ということが大切です。
昔も今も人が生きていくうえで必要な栄養というものは変わらないはず。

それでは昔の人はどんなものを食べていたのか、
第一回目はかつて長寿村と呼ばれていた山梨県上野原市の例から見ていきます。

長寿村当時の食事を知るご年配の方々のお宅を訪問しお話を伺うと
その内容は驚くほど粗食でした。

かつてはどこの農村もそうだったと思われますが、
まず主食は精製されきっていない穀物(白米ではなく玄米や分つき米であったり、小麦粉であれば全粒粉であったり)でした。

これに、味噌、わさび、じゃがいもや里芋、さつま芋などのイモ類、季節の青菜、ネギ、など里山で取れる野菜たちが中心だったようです。

また、各家庭では鶏を買っていて、卵も食していたそうです。
川魚などは時々、海の魚や肉類などはほぼなかったとのことでした。
もちろん甘いお菓子やスナック菓子、その他インスタント食品などに代表される加工品はとっていませんでした。

物流が盛んではなかった時代は、どこの地域でも地産地消の生活が当たり前で、人々は知恵を絞って体を養う食を考え出し、長い年月をかけて、お腹を満たしかつ美味しく食べる工夫もしながら文化として根付いていったのでしょう。

豊かではなかった村ではお米や雑穀もそのままお腹いっぱい食べることは叶わず、おかゆにして嵩をふやして食べていたようです。

上野原市は山間にあるため、傾斜地では稲作ができず麦やそばなどの雑穀類を栽培し主食としていたのですが
特に大麦をおかゆにした「おばく」という料理が代表的な長寿食として知られています。
また大豆のタンパク質を消化吸収に負担をかけることなく取り入れることのできる味噌や醤油といった発酵食品を摂取し、
また非常にたくさんの野菜をとっていました。

ところで、飽食の現代において、おかゆはダイエットや胃腸をいたわりながらエネルギー源となるため積極的に取り入れたい食べ方の一つです。

長時間かけて穀物をやわらかく煮ることで消化に負担がかからないので、消化に悪いと言われる玄米なども小さいお子さんからお年寄りまで安心ですし、
水で嵩増しされていることで少しの量でも満腹感を得られるため、ついつい食べ過ぎてしまう方にもピッタリの調理法です。

食料の乏しい時代には、嵩増しして大切に食べていたものですが、
飽食の現代では食べ過ぎを防止することで、糖質を制限しダイエットにつながるなんて、
やはり昔も今も人にとって必要な食べ物、食べ方はあまり変わっていないのかもしれません。

食事だけでなく、長寿の人たちによく見られることは皆 体をよく動かしていたということ。
上野原市は山間のため、移動は常に山道の登り降りがあり、また農作業にもよくこなしていたと聞いています。

食事と運動が健康維持に大切と言われていますが、長寿村の生活そのものが人間が健康的に暮らす理想的な環境だったのかもしれません。
自然とともに暮らし、加工食品はとらずに、シンプルに調理された食材を食べ、そしてよく働く(体を動かす)
長寿食とは、かつて農村では当たり前のライフスタイルの上に成り立っているようですね。

今、健康維持のために何かしようと考えている方は、
まず
精製されていない穀物を主食にしたり、
甘いモノ(白いお砂糖で作られたお菓子や人工甘味料などはまず第一に控えましょう!)やカフェイン、アルコールといった嗜好品を控えたり(粗食を日常に、ご馳走はときどき)
日々の食事のあり方の意識を変えてみること、
加えて歩きやすい靴を履いて、歩く習慣をつけるなど、できることから健康維持につながることを始めてみることをおすすめします。

最後に私見ですが、やはり私は野菜には体を整える力があるように感じます。
ビタミン・ミネラルのしっかり取れる元気に育った野菜をたくさん食べてもらいたいと思います。
無農薬野菜が理想的ですが、手に入らない場合はしっかりと湯がいて食べる、重曹水で洗うなど農薬を洗い流して食べる工夫も大切です。

またライフスタイルの見直しに
週に一度のベジタリアンライフを実践してみることもお薦めですよ。
美味しく、楽しく、快適なからだづくりのために〜

さて、次回は沖縄のかつての食事について
三回目は我が家の保存食についてお伝えする予定です。

冬仕事あれこれ

おはようございます。

Cafe楢Oak店主です。

先週末、蓼科では今年初めての積雪がありました。
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雪が地面を真っ白に塗り替えて、まるで物語のワンシーンのようです。

雪の中でも乗馬を楽しむことはできますが
カフェは休業中・・・

お休み中はのんびり?!
いえいえ、そうでもありません。

寒い寒い冬の長い休業期間中はオープン時にはできないことをあれやこれやとしています。

まずは料理やお菓子の試作。
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写真は米粉のジェノワーズ(スポンジ)生地に合わせた
生はちみつ入りのお豆腐クリームのショートケーキ。
卵、乳製品、白砂糖、小麦粉を使っていないので
各種アレルギーのある方も安心です。

他にも天日で干したハーブティーの茶葉の選別をしたり
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(暖かい薪ストーブの前での作業は至福の時間)
おやつには焼き芋を焼いたりなんかもします。

美味しいお仕事ばかりではなく
DIYも!

移住してから5年、
当初、予算や時間的な制約でキッチンの内装にあまり手を入れられなかったので
この冬思い切って気になっていた壁のペンキ塗りをしました!

それがこちら。
ペンキを塗る前の状態。
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そしてアフター
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ペンキ塗りは素人ではありますが
なかなかではないですか? 笑
自画自賛ですみません ^^;

毎日働いてくれているキッチン、
これから少しづつ手を入れて、もっともっと大切にしてあげたいな。

〈おしまい〉

最後に・・・
かわいいおまけ画像

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雷ちゃん(5歳 ♂)も
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マロン(13歳 ♀)もお家の中に。

ほっこりなごみますね^^

さてさて
気持ちも新たに今年も週に一度のベジタリアンライフの実践をしましょう!
美味しく、楽しく、快適な体作りのために〜

新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。

新年早々お知らせです!

当店は昨年同様、ゴールデンウィークと夏季シーズンの営業を予定しており
それ以外は基本的に営業をしていないのですが

昨年10月より当店の焼き菓子を
学栄大学駅前の「エッセンティア」さんで購入が可能となりました。

https://www.facebook.com/essentiag/?fref=ts

東京都目黒区鷹番3−5−2

また私のメニュー開発をしたお料理「ベジビジンランチ」が
鹿島リゾート株式会社さまのごフルコースのクラブハウスレストラン「レストランイーグル」で召し上がっていただけます。
※ベジビジンランチは限定食のため予約が必要です。
0266-76-5920
長野県茅野市豊平7702

他、港区アークヒルズのヒルズマルシェにてカレースープと天然酵母パンのセットの販売を予定しています。

アークヒルズマルシェ
第1、第3土曜日出店を予定
10時から14時開催
東京都 港区赤坂1-12-32
カラヤン広場において

ウェブでの連載ではオールベジのお料理やお菓子のレシピを公開していますのでこちらもどうぞご覧ください。

http://crea.bunshun.jp/〉グルメ〉レシピ〉中浦恭子のゆるマクロビをはじめよう

Cafe楢Oakともども本年もどうぞよろしくお願いいたします!